
最近、LINEでの「おじさん構文」が話題になっていましたが、今度は「おばさん構文」が取り上げられています。
「おばさん構文で何が悪いの?」と開き直るのは簡単ですが、いざ何かを伝えたいときに「めんどくさい!」と、スルーされてしまうのでは考えもの。
もし、自分のお子さんにも当てはまったら寂しいですよね。
なにもZ世代に媚びる必要はありませんが、少し気をつけるだけで距離を縮められ、意思の疎通が図りやすくなりますよ!
この記事では「おばさん構文」5つの特徴と気をつけるためのポイントを解説しています。
「おばさん構文」5つの特徴
「おばさん構文」とは長文や絵文字の乱用、小文字を含めた不自然な言い回しなどが含まれた文章。
特徴を5つに分けて解説します。
※Z世代の声は職場で20代前半の男女に聞いたり、自分の子供(21歳女子・17歳男子)に聞いたりして構成しています
「おばさん構文」特徴① やたら絵文字・顔文字が多い!
絵文字・顔文字が多い、は「おばさん構文」の代表的な例です。
あなたもハッとしているのでは?
Z世代の反応は…
そもそも絵文字ってそんなに使うものなの?友達と2~3行のLINEをしていても、せいぜい2個ぐらいだけど
ハートマークの多用やビックリマーク(!)クエスチョン(?)まで絵文字だとうるさく感じてしまう。
なんでそんなに凝るのかな?
絵文字を使いすぎてしまう原因は、文面をやわらかくするなど相手への配慮やメール時代の名残ですが、実際は「うるさく感じられてしまう」ことが多いみたいです。
絵文字は文章の頭と終わりで計2個、もしくは感情を込めたい箇所で適度に使いましょう!
2個以上使いたくなるなら文章が長いのかもしれません。
私は使っても1~2個にしています。
「おばさん構文」特徴② とにかく長文!
何かを伝えたいのは分かりますが、あまりにも長文だと「おばさん構文」に認定され、読み飛ばし&スルーになってしまいます。
ただ、これに関してはZ世代が短文すぎて「本当に分かっているのだろうか?」と困惑することが多いですね。
全てを一度に伝えないでほしい、疲れる
文章が長いとどこで返事を返せばいいか迷うし、読み飛ばしてしまう
重要なやり取りで、丁寧な説明の長文になってしまうのは仕方ないと思います!
ただ、あいさつ程度のやり取りであれもこれも詰め込んで書くのは避けたほうがいいですね。
Z世代はチャット的なライトな感覚でLINEを使っている場合が多いと感じました。
伝わりやすい要点をおさえた文章で、できるだけ簡潔に書きましょう!
「おばさん構文」特徴③ 句読点が多い!
例えば「今日はありがとう!また行きましょう」を「今日は、ありがとう。また、行きましょう」と短い文章なのに句読点を入れすぎなのは、確かに読みにくいですよね?
句読点が多いのが「おばさん構文」の特徴としてZ世代は認識しています。
単純に句読点が多いと、かえって読みにくいです
句読点が多すぎると、つっかえて読むテンポがわるくなる
上の文章は極端な例ですが、句読点は適度につかいましょう。
でも、句読点をどこで打てばよいか難しいですよね?
下を参考にしてください。
下の文章は、どちらが読みやすいですか?
NG例:句読点に関しては、特に、習わなかったので、難しい。
OK例:句読点に関しては、特に習わなかったので難しい。
参考にしてください▽
「おばさん構文」特徴④ あ行の小文字が多い!
「おはよぉ!」や「げんきぃ?」など、あ行で小文字をつかっていたら「おばさん構文」認定です。
語尾を小文字にするのって不自然だと思います!
むかし流行っていたの?知らないし、なんか変だよ
ひと昔まえに流行った「ぁぃぅぇぉ」が小文字のギャル文字。
クセかもしれませんが、いつまでも使っていると寒い「おばさん構文」になってしまいます。
修正は簡単です。
普通に「おはよう!」と打って、ギャル文字をやめましょう!
「おばさん構文」特徴⑤ 「…」(三点リーダー)が多い!
「…」は三点リーダーといいますが、多様のしすぎは「おばさん構文」認定です。
Z世代は三点リーダーを困ったときの表現や、ため息としてとらえています。
困っていないのに「そうだね…」や「ごはん行こう…」など三点リーダーを多用するのはおかしいとの認識です。
「困ったね…」「疲れた…」ならOKです。
なんか疲れているの?困っているの?って感じてしまいます
三点リーダーの正しい使い方は▽
まとめ

Z世代は文章離れ世代で、文章よりもアニメやYouTubeで育った世代です。
LINEもチャット的につかうので、メール世代とは感覚がちがいますね。
今回、実際にZ世代の意見をきいて実感しました。
しかし、冒頭でも書きましたがなにもZ世代に媚びる必要はありません。
ただ、少し気をつけるだけで距離を縮められ、意思の疎通がしやすくなるのは良いことだと思います!
この記事を読んで納得したのであれば、ぜひ参考にしてくださいね!