
9月13日の趣味どきっ!で、体ととのう・おうち薬膳として「夏ポトフ」が紹介されました。
教えてくれたのは薬膳・発酵料理家の山田奈美さんです。
夏ポトフの作り方
野菜の甘みが広がる夏ポトフです。
スーパーなどで簡単にそろえられる食材がうれしいですね!
材料(2人分) | 個数・分量 |
トマト | 1コ |
かぼちゃ | 150g |
なす | 1本 |
パプリカ | 1/4コ |
じゃがいも(小) | 3コ |
豚バラ肉(薄切り) | 50g |
水 | 400ml |
塩 | 適量 |
こしょう | 少々 |
夏ポトフの仕込み
【仕込み】
・豚バラ肉を食べやすい大きさに切る
・トマトを8当分のクシ切りに
・かぼちゃを乱切りに
・じゃがいもは半分に(皮は剥かない)
じゃがいもは「皮ごと」使います。薬膳では皮の栄養が大切で、全部たべることに意味があります!
・パプリカは縦4当分に切る
・ナスは乱切りに
夏ポトフの調理
①豚バラ肉を表面がカリッとするまで炒める(油はひかない)
豚バラ肉からでる油のみで調理します(なるべく余計なものは入れない)
②かぼちゃ、じゃがいも、ナスを入れて炒める(硬い食材から入れます)
③全体に肉の脂がまわったらパプリカ、トマトを加えサッと炒める
④塩(最初はひとつまみ)と、水を加える
⑤弱火で20分間、煮込む
⑥最後に塩とコショウで味をととのえ(お好みの味付け)完成!
夏ポトフ・暑い時期に食べる理由
冷たいものを摂りがちな暑い季節だからこそ、温かいものを食べる理由があります。
冷たいもので胃腸の動きが悪くなり、もたれたり、疲れやすくなったり…
なので、ちょっと温かいものを食べることに胃腸が元気になります。
胃腸ケアとして、たとえ週1~2回でも良いですよ!
(一緒に出演されていた医学博士・木村 容子 先生による解説)
夏ポトフ・実食してみた
夏ポトフを実際に作ってみました!
調理時間は慣れた人なら30~40分ほどですね。
肝心の味は…
余計な調味料を使用しないので、素材の味が活きて「とても優しい味」です。
濃い味が好みな方には少し物足りないかもしれませんが、あまりにも塩味をつよくしたりはオススメできません。
せっかく、胃腸にやさしいので薄味でいただきたいものです。
気になった点は「じゃがいもの皮」が付いたままで調理しているので、少し土臭く感じるかもしれません。
その際は、ほんの少し生姜を入れるのもアリだと思いました。
まとめ

「夏ポトフ」のポイントとおさらい。
・スーパーなどで簡単に手にはいる食材で作れる!
・じゃがいもは「皮つき」のまま、豚バラ肉を炒めるときは油をつかわない!
・週1~2回でも温かいものを食べることで胃腸が元気に!
「夏バテ=胃腸バテ」です。
「夏ポトフ」で胃腸を労りましょう!