
2023年11月2日放送のZIP特集で「野菜の復活術&保存方法」について紹介されました!
野菜の復活術
あなたもこんな経験、ありますよね?
キュウリやレタスを余らせてしまって、しなしなになり
もったいないと思いつつも、捨てました…
野菜が高騰する今…
しなびた野菜を簡単に捨てるなんてもったいない!
ふにゃふにゃのキュウリがたった1時間でシャキッと復活する方法や、
根菜類の復活方法が紹介されました。
それは知りたいですよね?
教えてくれたのは野菜科学研究会の西山博さんです。
きゅうりの復活術

1週間たった、しなしなキュウリで検証!
★氷水にキュウリをつけておくだけ!
①ポリ袋に氷水をつくり、キュウリを投入して口を閉じ、ボウルに入れる(水がこぼれないようにする為)
②冷蔵庫に入れて1時間おけば、みごと復活します。
ダイコン・ゴボウ・ニンジンの復活術

根菜類は半日~2日と時間がかかりますが、復活可能です!
★タッパー等に水を入れて常温でおくだけ!
※時間がかかるので、氷は必要なし
・ダイコン(半日)
・ニンジン、ゴボウ(2日間)
アスパラガスの復活術

シャキシャキ食感が魅力のアスパラガス。
野菜室の奥で細く、くたくたになってしまったアスパラガスの復活術は?
★根本を水につけておくだけ!
①根本の部分を斜めにカット
②3㎝ほど水を入れたコップに挿し、3時間ほどおく
※この方法は長ネギ(1日つける)でも活用できます
レタスの復活術

くたくたになった葉物野菜は50℃洗いの応用術を使いましょう!
★50℃洗い+冷水
①レタスの葉を一枚一枚はがし、50℃のお湯に約30秒つける
②冷水にサッとくぐらせる
※50℃のお湯につけることで、気孔が開き水分の吸収を促進
※応用でリンゴやバナナを50℃洗いすると、甘みが増す効果あり!
野菜の保存方法
復活させる方法はわかったけど…
そもそも、ふにゃふにゃになる前に
鮮度を保つ最適な方法が知りたい!
ですよね?
そこで、野菜の鮮度を保つ、最適な保存方法が紹介されました!
野菜室or冷蔵室、どちらにしまえばいいの?
教えてくれたのは野菜ソムリエの根本早苗さんです。
夏野菜・冬野菜は別々に保存


基本的に「旬」で考えましょう。
■夏野菜は野菜室
例)キュウリ、ナス、ズッキーニ、ピーマン、オクラ、トマト
■冬野菜は冷蔵室
例)ブロッコリー、長ネギ、ホウレンソウ、ハクサイ、レンコン、ダイコン
さらに拘るには?保存の仕方

例えば、キュウリはツタからぶら下がるようにタテになっていますよね?
横に保存するとストレスがかかり、傷みやすいとのこと。
キュウリを立てて保存する方法は?
★キュウリは立てて保存する
①ペットボトルを半分に切って準備
②キッチンペーパーで包み、用意したペットボトルに立てかけ、野菜室に保存
※この保存方法で、鮮度が通常1週間のところ2週間保てます!
果物の保存方法
通常の倍以上、長持ちする方法が紹介されました!
バナナの正しい保存方法

一般的な保存方法だと、5日間ほどでダメになってしまうバナナも、この保存方法だと
なんと…15日間もちます!
★房をバラしてポリ袋に入れる
①最初に房をバラバラにする
②1本1本、ポリ袋に入れ、野菜室で保管
※野菜室で保存することで、エチレンガスを減らし追熟を遅らせます
※エチレンガスはバナナを成熟させるために必要ですが、傷む原因にも…房を分離させることで、ガスの影響を最小限にします
リンゴの正しい保存方法

通常の2倍長持ちするリンゴの保存方法は?
この方法で通常1ヶ月の鮮度が2か月持ちます!
★ヘタを上にしてポリ袋に入れる
①キッチンペーパーで包む
②1個1個、ポリ袋に入れる
③ヘタを上(←重要)にしてパックなどに入れて冷蔵室で保存
※ヘタを下にすると、よりエチレンガスの放出が高まるのでヘタを上にします
※転がらないようにパックなど座りのよい容器に入れます
まとめ

正しい保存方法で鮮度を保ち(冷蔵庫のスペースなどが関係しますが)もし鮮度が落ちたら復活術でよみがえらせる。
高騰する野菜をムダにしない、賢い方法を試しましょう!